活力
国際物流ネットワークの拡充による国際競争力の強化
新潟東港 コンテナターミナル
新潟港は、日本海側唯一の中核国際港湾として、平成8年には新潟東港において国際海上コンテナターミナルが水深-12mで供用を開始しています。
また、近年急速に発展している韓国・中国及び東南アジアとの間で、週10便の国際定期航路が開設されています。
今後も、東アジア・北東アジア地域における物流拠点を目指し、国際海上コンテナターミナルの整備を進めていきます。
日本海交流軸の拠点機能の拡充
臨港道路(富山新港東西線)
伏木富山港(新湊地区)は、平成14年4月に多目的国際ターミナルが供用されるなど、環日本海交流の拠点港として重要な役割を担っています。臨港道路(富山新港東西線)は、広域幹線道路と連結することによって、港湾関連貨物の物流の円滑化及び効率化を図るとともに、港湾利用者の利便性を向上させることを目的として、平成14年度より整備を進めています。
臨港道路(外港1号線)
伏木富山港(伏木地区)は、河口港の宿命である港内埋没からの脱却と、船舶の大型化への対応及び危険物取扱施設の市街地からの分離を図るため、外港への展開を進めています。しかし、既存の臨港道路は、幅員が狭く大型車のすれ違いが困難な箇所もあることから、伏木外港の物流機能を効率的化を図るため、伏木外港と国道415号を結ぶ臨港道路伏木外港1号線の整備が進められています。
産業活動の支援と活性化
金沢港 多目的国際ターミナル
金沢港は、北陸地方の政治・経済の中心都市の一つである金沢市及び産業都市小松市をはじめとする石川県の物流拠点として、市民生活・産業活動に重要な役割を担っています。
平成18年度より地域経済の動向に即応し、船舶の大型化への対応を図り、物流コストの削減・効率的な輸送と荷役作業を可能とする水深13mの多目的国際ターミナル整備を進めてきましたが、平成20年11月に暫定水深12mでの供用を開始しました。
引き続きターミナル整備を推進し、早期完成による金沢港の更なる機能強化を図り、地域の経済と雇用を支援します。
国際物流ネットワークの拡充による国際競争力の強化
敦賀港 多目的国際ターミナル
敦賀港は、環日本海交流を支える重要な結節点であり、近畿・中部地方の北のゲートウェイとして、効率的な流通拠点の形成や輸送コストの縮減を目指し、鞠山南地区において多目的国際ターミナルの整備を進めてきましたが、平成20年9月に供用を開始しました。引き続き、敦賀港のより効果的な荷役を実現するため、ターミナルの静穏度を確保するための防波堤の整備を進めています。