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港と私たちの生活との関わり
港の元気は暮しの元気(みなとが支える私たちのくらし)
- 四方を海で囲まれ、天然資源が乏しいわが国にとって、エネルギー資源や工業原材料などの輸入や、機械類の輸出は大変重要である。こうした貿易や国内物流を支えてきたものが船舶であり、みなとである。世界経済のボーダレス化が進展する中、さらに、みなとは必要不可欠な社会資本となっている。
- 現在、食料の6割、エネルギー資源の9割をはじめ、近年では日用雑貨品の多くも海外に依存している。
- 貿易額の約7割、貨物量では99.8%(11億㌧:国民1人あたり約9㌧)がみなとを通じて交易されている。
- 多くのモノや人が集うみなとは、日本と世界を結び、私たちの毎日を支えている。まさに、みなとはわが国の国際物流の要であり、我々の生活はみなとからはじまり、みなとから広がっている。
- わが国で一年間に消費される食用および飼料用穀物の自給率は30%を割り込む。たとえば、日本の味であるしょうゆ、みそ、豆腐などの原料となる大豆は、その95%以上が輸入品である。また、畜産の飼料や、青果類の肥料も輸入品が大半を占めることから、国産の牛肉や果物なども、もとをたどればほとんどが輸入品である。
海上貿易の割合(重量ベース)
出所:「外国貿易概況」関税協会
自給率(食用+飼料用)の推移
出所:農林水産省ホームページ
わが国の海外依存度
出所:「みなとから世界へ」、運輸省港湾局