第2回本部会

日時

平成18年12月13日(水)14:30~16:30

場所

名鉄トヤマホテル 4階

「第二回北陸地域国際物流戦略チーム本部会」 -概要報告-

北陸地方整備局

  平成18年12月13日(水)、第二回北陸地域国際物流戦略チーム本部会(座長:東北学院大学 教養学部 柳井教授)が、名鉄トヤマホテル(富山県)にて開催されました。

 今回の本部会では、本年8月23日に開催した第一回本部会および第一回幹事会の成果を踏まえ、北陸の国際物流に関する各自治体等の取組状況の紹介と以下の4点の施策について提案を行いました。今後の予定は、来年2月~3月に石川県金沢市においてシンポジウムを開催し、戦略チームの取組報告やパネルディスカッション等により、物流関係者はもとより一般市民にも広く周知いたします。

  1. 北陸地域の国際物流機能の改善
    • 北東アジア域内の港湾取扱量の増大に対応した岸壁を整備促進するとともに、国際海上ターミナル等の物流機能を強化する。(沖待ちの解消)
    • 冬季風浪や降雪等に強い港湾施設(静穏度対策としての防波堤や雪に強い港湾施設等)を整備促進する。(定時制確保)
    • 港湾空港背後へ効率的な集荷・配送を可能とする高機能物流支援センターを適切な場所に配置する。(物流の効率化)
  2. 多様な輸送経路への対応
    • 北陸地域の地理的優位性を生かすため、貨物に応じて選択可能な輸送経路の充実、北東アジアと短時間でつなぐ日本海横断航路の開設と利用促進を目指す。
  3. 企業の立地促進に向けた取組
    • 国際物流の観点から、北陸地域への企業立地に対して魅力を向上させる取組を行う。
  4. 北陸地域の国際物流機能の利用促進
    • 自治体や民間等が主体となって取り組むべき国際物流機能の利用促進に向けた活動を支援するため、北陸地域と中京圏を結ぶ「東海北陸自動車道」の全線開通によって背後圏が拡大し、ビジネスチャンスが到来している地域の一つである石川県においてシンポジウムを開催する。さらに、企業の物流担当者の意識改革を促すきっかけとして、北陸地域の物流データ分析レポートの提供を行う。

北陸地域国際物流戦略チームの第2回本部会の概要

主催

北陸地方整備局および北陸信越運輸局

チーム構成

北陸地域(新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県、)に関連する国の地方支分部局、地方公共団体、経済団体、物流事業者、学識経験者等

議事

  1. 経過報告
  2. 地域毎の取り組み状況報告
  3. 北陸の国際物流機能の充実と利用促進方策の提案
  4. 意見交換
本部会の会場状況
本部会の会場状況
柳井座長の挨拶
柳井座長の挨拶

開催当日資料